2009年07月24日

ドキュメンタリー映画:「嗚呼 満蒙開拓団」 あすから松本で上映 /長野

今、気になっていることは「民主党政権時代が迫ってきていますが・・」ですがこんなニュースがあります。

 ◇大陸に渡った団員の姿追う−−方正県政府が建立した日本人公墓に焦点 第二次世界大戦中に中国大陸に渡った開拓団員の現代に至る姿を追ったドキュメンタリー映画「嗚呼(ああ) 満蒙(まんもう)開拓団」が、岩波ホール(東京都千代田区神田神保町)を皮切りに公開が始まった。
県内の関係者も登場し、日本の近現代史や日中関係を考えさせる話題作として、7月以降、全国各地の映画館で続々と上映される。
【城島徹、写真も】 1931年の満州事変後、日本から旧満州(現中国東北部)などに入植した満蒙開拓団の約27万人の人々は、敗戦などにより、推定で約8万人が帰国できないまま亡くなった。
映画は、こうした犠牲者のために中国東北部の方正県政府が建てた日本人公墓に焦点を当てた作品だ。
 この作品を手がけた映画監督、羽田澄子さん(83)自身も旧満州・大連で生まれ、戦後に引き揚げた経験を持つ。
日本人公墓を訪ねるツアーに参加し、高齢の元開拓団員や残留婦人、現地の養父母らにインタビューした。
 「(幼い子が)もう歩けなくなって、置き去りにしたり、人にあげたり、投げたりするから、それが今の孤児なんですよ……」。
生々しい証言を得る一方、泰阜村など開拓団員の関係先も取材して、淡々と事実の重みを伝えた。
2008年日本映画ペンクラブ文化映画ベスト1に輝くなど高く評価されている。
 県内ではNPO法人「コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト」の企画で、25、26両日に松本市中央のMウイング6階ホールで上映される。
 また10月16日には長野市若里市民文化ホールでも上映予定だ。
 ◇県内から3万3000人 飯田・下伊那地域からは8400人 昭和初期の恐慌による経済の行き詰まりから、政府は国策として満州へ移民を送り出した。
県日中友好協会によると、県内からは全国で最も多い約3万3000人が送り出された。
 政府は「五族協和」「王道楽土」の理想を掲げたが、中国の反発と旧ソ連の参戦に遭い、敗戦で多くが「棄民」となった。
県内からの移民も戦闘や地元民の襲撃、飢えや病いなどで半数近い1万4000人が死亡し、多くの残留孤児が生み出された。
特に飯田・下伊那地域からは約8400人が赴き、ほかの地域と比べても突出して多かった。
【仲村隆】 ◇軍国主義の史実を知って−−映画監督・羽田澄子さん 敗戦から3年後に日本へ引き揚げる際、「旧満州に渡ったみんなが帰れるだろうか」と気がかりでしたが、詳しい実態を知らないまま時が過ぎました。
02年に始まった残留孤児の国家賠償請求訴訟の裁判を傍聴し、元開拓団員の話に「すさまじいことがあった」と驚きました。
 さらに、日本人公墓については、散乱した同胞の遺骨の山を見た残留婦人の「お墓にしたい」との願いを知った周恩来総理が「日本人民も開拓民も軍国主義の被害者だ」と考え、建設を指示したことを知りました。
 とにかく現地へ行こうと考え、慰霊のツアーに同行しました。
高齢で参加した元開拓団員たちの話を糸をたぐるように聞いているうちに、ドキュメンタリーが具体化していきました。
貴重な証言を得るのは時間との勝負だと途中で痛感し、完成して宿題を果たせたと感じています。
 映像化されているのは、取材のごく一部ですが、当事者の体験した生身の空気は理屈なしに伝わると思います。
日本の軍国主義の時代に起きた史実を次代を担う若い人たちに知ってほしいと願っています。
(談)7月24日朝刊





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posted by なる at 14:45| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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